生地表面に水ぶくれのようにぶくつき、筋状の剥がれが生じた②
クリーニング時に、生地の表地と裏地の間に使用される接着芯地が剥離する事で生地の表面に水ぶくれや筋状の剥がれが生じる事があります。
接着芯地とは生地のハリを持たせたり、型崩れを防いだり、補強したりするために使用する接着剤がついた芯地のことです。
高価な生地が使用されているスーツでも、縫製の段階で安価な接着芯地と呼ばれる芯地の使用や、製造工程での接着不良により徐々に水ぶくれのような症状が見受けられることがあります。
お客様が購入する時点では、製造上適切な芯地として問題ないかどうかを判断することは困難です。これは、クリーニング業者も同様で、事故が起きた時に問題が発覚するというケースがほとんどです。
これらが生じたものはアイロンにより一時的に修正することができますが、恒久的には生地内部の芯地を交換する必要があります。
カジタクでは、仕上がり不備がありましたらサービス利用規約に基づいた範囲で再クリーニングのご用命も承りますが、必ずしも復元できない場合もございます。
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